幸運をもたらす光を放つ 三重県志摩市・安乗埼灯台 岬の突端に聳えるその姿はどこか荘厳
現在、日本に約3,300基ある灯台。建築技術、歴史、そして人との関わりはまさに文化遺産と言えるもの。灯台が今なお美しく残る場所には、その土地ならではの歴史と文化が息づいています。そんな知的発見に満ちた灯台をめぐる旅、今回はデビュー作『烏に単は似合わない』で松本清張賞を最年少で受賞し、以降続く「八咫烏シリーズ」が人気の作家・阿部智里さんの灯台巡り最終日。「美しい」という言葉がよく似合う、三重県志摩市・安乗埼灯台を訪れました。...